聖地巡礼-ゾンビランドサガ〜唐津編〜4
2019/3/12 旅レポ
の続き
唐津バーガーのお店は想像よりも質素でそれがよかった。
スペシャルバーガーとコーラを注文する。
躊躇なく一番高い(といっても490円だが)メニューとコーラをセットで注文できるようになった。
自分でお金を稼ぐようになってからの変化。
ちょっと嬉しい。
店員さんにお礼を言い、受け取った商品をカゴに入れ海岸へ向かう。
松の木々の緑が心地よく輝くそのさきに
あおあおと見渡せる海空。
自然と肩の力が抜けるのを感じる。
どこで昼食を食べようか。
唐津城が一番近くに見える場所に腰を下ろし、唐津バーガーにかぶりつく。
ふわっふわなタマゴ、カッリカッリなハムとバンズにとろっとろなチーズ
シャキッシャキなレタスと肉汁ダクッダクのパティ。
そして、シュワッシュワなコーラ
う〜ん、マーベラス。
初めて本当の一人暮らしをして1番嫌いになったのが食事だ。
一人で食べるご飯は味気ない。
家族、友達との会話、笑い
頬張る顔、ごちそうさまの声。
料理の隠し味は愛だなんて言うけど、それは本当みたいだ。
画面の中の無機質には決して変えられない。
そんな一人での食事。
何故だか今日はとても美味しい。
部屋の中で一人SNSを見ている時にはとても孤独を感じる。
ワンルーム、僕一人に収まる大きさ、孤独。
ただ広い景色に佇む僕は孤りになりえない。
長く伸びる海岸線、世界に一人ぼっちみたいな僕。
僕が僕個人としてそこに居ることを認められているような気がする。
孤独ではなく個独。
人間社会だけでなく、もっと広い世界に僕が属していることの再確認。
”やっぱり、一人も好きだ”
満ち足りた僕は聖地巡礼に戻る。
ちなみに、ここ西の浜海水浴場も聖地だ。
写真も撮り終え、次の聖地に向かう。
次はいよいよ最後、歴史民俗資料館!