聖地巡礼-ゾンビランドサガ〜唐津編〜2
2019/3/10 旅レポ
の続き
車窓を眺めながらゆるキャン△のサントラを聴いていたら唐津駅に後一駅まで近づいていた。
聴覚も視覚も僕をキャンプに誘ってくる。
もう幸せである。
しかし、今回の目的はキャンプではない。
音楽を止め、イヤホンを外す。
事前に調べておいたサイトを開く。
改札を出たらそこにフランシュシュがいる!
聖地巡礼に来たキモオタと思われないよう
高まる気持ちをおさえながら電車のドアを開け、改札へ向かう。
グッドモーニング サガ!
改札を出て迷わず左に向かう。
行き先は決まっている。
フランシュシュがゲリラライブを行った場所。
そう、唐津駅北口。
バス停前では獅子がお出迎えをしてくれた。
人の姿はチラホラ見えるが撮影に影響するほどではなく天気も良好、
聖地巡礼にはもってこいだ。
僕はサイトを見ながらアニメと同じアングルで撮影できる場所を探す。
"ここにフランシュシュがいたんだよなぁ"
その事実を確かめるように一枚一枚写真を撮っていく。
完璧だ、、、
アニメとリアルが寄り添い生まれる
"聖地巡礼"
その行為に触れてしまったらもう離れることはできない。
次々生まれるアニメ、有限なる時間。
完璧なる行為を更なる高みに登らせる。
"SONY アクションカム AS50"
スマホと接続することにより遠隔撮影、三脚の取り付け可能。
そう、なれる。僕がフランシュシュに!
フランシュシュが初めてゲリラライブを行なった聖地に立ちシャッターを切る。
”ああ、この感覚だよ”
他の人から見たら一人で何もない場所に立ち写真を一生懸命に撮影しているかわいそうな人に見えているであろう。
もちろん承知の上だ。
若干の羞恥心のせいかポーズはとれないがまだ旅は始まったばかり、
うれし・はずかし・だいすきな感情をぶら下げ足早にその場をさる。
次の目的地はアルピノ!
会館棟・中庭・ホール棟・駐車場とに分かれ、
お客様の目的に応じてご利用頂ける公共施設
唐津駅から向かうとまず会館棟が目に入る。
が、会館棟に入らず横を抜ける。
すると見えてくる大雪によって崩れたはずのアルピノホール棟。
”再建したんかいワレ!”
これを見てテンションが上がらない人がいるのだろうか。
僕以外の道行き人はテンションが上がっていなかったのでたくさんいるのだろう。
そんなことも御構い無しにウッキウッキな僕。
”ここだよね、ここが潰れたんだよね!”
”FLAGをはためかせたくなるやん、こんなの”
”どっから撮る?向かいの道路からかな?”
止まらない独り言。
”確かホール内も見学できるんだっけ?でも今はいっかなーいw”
まずは病院に行ったほうがいいのではないか。
はたから見たらそう見えるだろう。僕もそう思う。
この時の僕は、嬉しい・楽しい・大好きな感情で爆発していた。
ここはEDで使用されたカットのうちの一つだ。
ED曲『光へ』は歌詞が「遠く、私は今旅立ちます。」
から始まる切なくて温かい曲。
屋台通りを前に頭の中に流れる『光へ』
”あぁ、いいすっね〜”
”遠く私は今旅立ちます”
切ない歌詞を口ずさみながらノッリノッリな僕。
申し訳ないが仕方がない、楽しいものは楽しいのだ。
一通り写真を撮った後、アルピノ会館棟に向かう。
アルピノ会館棟に行く理由は”自転車をレンタルするため”
駅の近くにサイクルレンタルがあるのはとてもありがたい。
9:00~17:30(6月〜8月は9:00~18:00)で500円。
自転車を借りるためだけに入った。ただそれだけだった。
そんな僕にこんなに嬉しいサプライズが待っていたなんて誰が予想しただろう。
”巽幸太郎やないか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!”
店内にはしっかりとゾンビランドサガコーナーが用意されていました。
こうやって愛を持った聖地としての取り組みを見ると自分のことのように嬉しくなります。
まあ、自分のことなんですが。
予期せぬところで愛を感じるのがまたいいですよね。
愛を感じる。
水野愛を感じる。うふふ
荷物が重たくなるので少しだけお土産を買い、自転車をレンタル。
次の目的地へGOGOGOGOGO!
続く